FIFAワールドカップ(W杯)2026で、初出場を果たしたヨルダン代表。惜しくもグループステージで敗退となってしまったが、ヨルダンチームが敗戦後に見せた美しいスポーツマンシップが世界中で大きな話題を呼んでいる。

「ヨルダンの初のW杯を…」のメッセージと共に置かれていたのは

ヨルダンはグループステージ初戦のオーストリア戦で、1-3で敗れたがアリ・オルワンがゴールを決め、ヨルダンとしてのW杯初得点を記録した。第2戦のアルジェリア戦では前半に先取点を奪ったが、後半に2失点を喫して1-2で逆転負け。連敗となり、この試合で敗退が決まってしまった。

しかし、敗退の失望のなか、チームはスタジアムのロッカールームである行動に出た。米メディア『Irish Star』によると、選手やスタッフが去った後の部屋はゴミ一つなく、椅子や個室がきれいに整頓されていた。さらに、部屋の白いテーブルの上には、ヨルダンの伝統菓子バクラヴァのほか、ヨルダンサッカー協会のバッジやピンバッジ、キーホルダー、ミニチュアのユニフォームといったお土産が美しく並べられていたという。

また、そこには1枚のメモが添えられていた。「ヨルダンの初のW杯の経験を本当に忘れられないものにしてくれてありがとう。スタッフの皆様の献身と温かいおもてなしに深く感謝します。ささやかな感謝の気持ちとして、私たちの伝統とおもてなしの味であるお菓子を受け取ってください」という感謝のメッセージが綴られていた。

日本だけでなくヨルダンにもある道徳

国際サッカー連盟(FIFA)はこの美しいロッカールームの様子を収めた動画を公式Xに投稿。「Ultimate respect」と称えた。

この投稿はSNS上で世界中に拡散され「日本の品格はアジアの品格を丸ごと変えた」「これはヨルダンの文化と伝統です。私たちは訪れた場所を訪れる前よりも良くして去るように教えられてきました」「他のチームにも片付けの方法を教えてあげてほしい」といった声が寄せられた。

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