ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平と若手捕手ダルトン・ラッシングのバッテリーに、課題が見えたようだ。米メディア『Dodgers Nation』によると、6月24日の試合で大谷はラッシングの配球やABSチャレンジの判断に不満を見せる場面があった。大谷は普段、感情を大きく表に出すタイプではない。だからこそ、余計に目立った。マウンド上でのやり取りは、現地でも注目を集めている。
大谷が自ら配球を選択
同メディアによれば、大谷は2回に3本の単打を許して満塁のピンチを招いた。その後、ラッシングとの間でサインの混乱があり、捕逸につながる場面もあったという。さらに、大谷がABSチャレンジを求めた2球では、ラッシングが首を振った。
それでも結果的には、大谷の判断が正しかったとされる。流れを変える必要があったのだろう。3回から大谷はPitchComを使い、自分で球種を選ぶ形に切り替えた。試合後には、言葉だけでなく、実際に自分の投球スタイルを見せることもコミュニケーションの一つだと説明している。
ロバーツ監督「成長途上だ」
デーブ・ロバーツ監督は試合後、ラッシングについて「成長途上だ」と語った。メジャーで自分の立ち位置を見つけようとしている。攻撃面でも結果を出そうとしている。すべてに学びの過程がある、という見方だ。
米メディア『Bleacher Report』は、大谷がウィル・スミスと組んだ試合とラッシングと組んだ試合で防御率に大きな差が出ているとも伝えている。ただ、ラッシングはまだ経験を積んでいる段階でもある。勝たなければいけない一方で、育てなければいけない。ドジャースはその間で、難しい判断を迫られている。
