アトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレスがバルセロナへの移籍を希望し、クラブに直訴していたことが明らかになった。これに対しアトレティコは強く反発しており、アルバレスが契約を無視して移籍を強行しようとした場合、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する構えを見せている。アトレティコは移籍金として5億ユーロを要求するなど、交渉は難航している。

オーストリア戦後に移籍希望の意向を認める

サッカー専門メディア『Goal.com』によれば、6月22日に開催されたワールドカップグループリーグのオーストリア戦後、『ESPN』の取材に対し、バルセロナへの移籍を希望していることを口にしたという。「移籍こそが最善の策。夢を叶えたい」と語ったが、アトレティコの関係者は「過去にもバルセロナのやり方は見てきた」などと反発している。

さらに、アトレティコはバルセロナをスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する方針を示すなど、波紋が広がっている。

アトレティコの会長も売却を否定

スペインのスポーツ紙『MARCA』の報道によれば、アトレティコの会長であるエンリケ・セレソは、アルバレスついて「売却する意思はない」とコメントし、たとえオファーがあったとしても手放すつもりはないことを強調した。

7月1日時点では、バルセロナ以外にもレアル・マドリードやアーセナルも興味を示しているという。アルゼンチン代表のストライカーでもあるアルバレスは、2030年6月30日までアトレティコと契約し、5億ユーロ(約920億円)のバイアウト条項を結んでいる。

また、『Goal.com』は「バルセロナがフリアンを獲得できる金額など存在しない」といったアトレティコ関係者のコメントも報じている。金額が莫大となることから、移籍はないとみているようだ。

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