6月21日、ロサンゼルス・ドジャースの本拠地ドジャースタジアムが、近隣のボイルハイツ地区で発生した大規模火災の煙に包まれる異例の事態となった。スタジアム周辺には異様な空気が立ち込め、健康被害が懸念されたものの、対ボルチモア・オリオールズ戦は予定通り開催。視界不良のなか開催された一戦は、ファンの間でも困惑の声が広がった。

冷凍倉庫の火災により非常事態宣言

米スポーツメディア『SI.com』の報道によると、火災はスタジアムから約6.4km離れた冷凍倉庫で発生したという。ロサンゼルス市は20日に非常事態を宣言し、消火活動を続けていた。

地元紙『Los Angeles Times』によると、試合前にドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、「私が聞いたところによると、何の危険もないとのことだ。つまり、リーグとしては今のところ、試合を行うという方針だ」と話した。しかし、スタジアム内にはプラスチックが焼けたような悪臭が漂い、スタッフにはマスクが配布されたという。

消火困難な現場とファンの反応

同メディアによると、現場の倉庫内には約3,856万キログラム(8500万ポンド)もの冷凍食品が保管されており、視界不良のなか消火活動は困難を極めた。SNS上ではファンから「観戦する気になれない」「刺激臭があり、気持ち悪い」といった困惑の声が相次いだ。

なお、試合はドジャースが1-12という大差で敗れる結果に。この敗戦によりドジャースは2026年5月以来となる連敗を喫している。

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