クリスタル・パレスは7月8日、日本代表MF鎌田大地との契約延長を正式発表した。新たな契約期間は2027年夏までの1年間。退団が確実視されていた鎌田だが、本人の強い残留意思とクラブの評価が一致し、3年目のシーズンも南ロンドンでプレーすることが決まった。
ACミランの関心があってもパレスを選んだ理由
鎌田をめぐっては、ACミランをはじめとする複数のクラブが関心を示していたと伝えられていた。しかし鎌田自身はW杯期間中のインタビューで「パレスより良いクラブはない」と語り、残留への強い意思を明かしていた。プレミアリーグでの継続的な出場機会、来季のEL参戦、そしてロンドンでの家族の生活環境が、残留を選んだ主な理由として挙げられている。
2024年夏にラツィオからフリートランスファーで加入した鎌田は、フランクフルト時代に信頼関係を築いたグラスナー監督のもとで中盤の主軸として活躍。加入1年目のFAカップ制覇に続き、今季はECL優勝にも貢献した。公式戦通算89試合で3ゴール8アシストを記録し、在籍2シーズンで3つのタイトルをクラブにもたらした。
『またトロフィーを勝ち取りましょう』
契約延長に際し、鎌田はクラブを通じて「またトロフィーを勝ち取りましょう。全力を尽くすことを約束します。また会いましょう」とコメントした。
スティーブ・パリッシュ会長も喜びを隠さなかった。「これはクリスタル・パレスにとって素晴らしいニュースだ。この2年間、大地は中盤の柱として大きなインパクトを与え、ピッチ内外でファンから愛される選手になった。彼が多くの選択肢の中から南ロンドンに留まることを選んでくれて非常に嬉しく思う」と語った。
なお、鎌田を2年間率いたグラスナー監督は今夏にノッティンガム・フォレストへ移籍しており、来季は新体制でのスタートとなる。鎌田はW杯後に十分な休息を取り、プレシーズン後半からチームに合流する予定だ。
