ロサンゼルス・ドジャースのエリザー・アルフォンソ・ジュニアが7月5日メジャーデビューを果たした。しかしその当日、ベネズエラでの震災により行方不明だった継母と妹の死亡が確認される悲劇に見舞われた。ナインやファンの支えを受け、亡き家族に誓う新たな門出となった。

年越しの昇格、しかし試合前に届いた衝撃の一報

米メディア『ESPN』の報道によると、ベネズエラ北部では6月24日にマグニチュード7.2と7.5の地震が相次いで発生し、アルフォンゾの継母パトリシアさんと妹エリアナさんが犠牲となった。犠牲者数が3,342人に達するなか、行方不明となっていた2人はラ・グアイラで倒壊したホテルの瓦礫から遺体で発見されたという。

デトロイト・タイガースのマイナーで9年間プレーしたアルフォンソは、2025年11月にドジャースとマイナー契約を締結。今季3Aで結果を残し、7月4日に念願のメジャー初昇格を勝ち取ったばかりだった。

「彼女が守ってくれる」新人捕手を包んだナインの支え

ドジャースタジアムを埋めた46,506人の観衆は、打席に立つアルフォンソへ温かいスタンディングオベーションを送った。同郷のミゲル・ロハスは自身の帽子に"ALFONZO"の文字と、アルフォンゾの父(元大リーガー)のニックネーム"FUERZA MATATÁN"を記して連帯を示した。デーブ・ロバーツ監督も「彼を全力でサポートする」と思いやりを見せた。

アルフォンソは「彼女は神の側にいて、私を守ってくれる。これから迎えるあらゆる瞬間を一緒に楽しんでくれるだろう」と亡き妹への想いを吐露している。過酷な現実に直面しながらも、アルフォンソはファンからの声援を一生忘れないと感謝を述べた。

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