南アフリカ代表とマメロディ・サンダウンズに所属するMFジェイデン・アダムスが、7月11日(現地時間)に25歳で死去した。南アフリカサッカー選手会(SAFPU)と同国スポーツ・文化省が同日、声明で死去を明らかにしている。アダムスは開催中のFIFAワールドカップ2026で、南アフリカ代表史上初の決勝トーナメント進出に貢献したばかりだ。死因はまだ明らかにされていない。

祖母の死の翌日、チェコ戦のピッチに立ったアダムス

アダムスはW杯のグループステージで、メキシコ戦(0-2)とチェコ戦(1-1)に先発出場した。チェコ戦は、祖母マリアンナ・アダムスさんが前日に死去したばかりの一戦だった。続く韓国戦では途中出場を果たし、南アフリカは1-0で勝利して史上初の決勝トーナメント進出を決めている。この試合が、結果としてアダムスにとって最後の試合となった。6月28日のカナダ戦は出場機会のないまま、ベンチ入りにとどまっている。

CAF制覇のメダルに込めた"友への誓い"とは

南アフリカサッカー選手会は声明で「計り知れない損失」とコメントし、家族やチームメート、サッカー界全体への影響の大きさを強調した。マッケンジー・スポーツ大臣も声明を出し、アダムスについて「南アフリカが失ったのは、年齢をはるかに超えた人格を持つ青年だ」との見方を示している。アダムスは5月にサンダウンズでCAFチャンピオンズリーグ優勝を果たし、優勝メダルを、2023年に刺傷事件で亡くなった元ステレンボッシュFCの同僚オシュウィン・アンドリーズさんに捧げていた。同クラブは2026年に入り、若手のジャンドレ・ガフォーさんも失っており、アダムスは2025年1月の移籍後、サンダウンズで主力の座を確立していた。

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