エクアドル1部リーグ(リーガプロ)第17節、ムシュク・ルナ対ウニベルシダ・カトリカ戦(現地時間7月6日)を前に、異例の事態が起きた。ムシュク・ルナのDFホセ・エルナンデスが、キト市アタワルパ・スタジアムでウォーミングアップ中に警察官によって手錠をかけられ、スタジアムから連行された。養育費の未払いに関する裁判所命令による逮捕とされており、その映像はSNSで瞬く間に拡散した。
「犯罪者のように扱われた」——エルナンデス本人が声明を発表
エルナンデスは後に自身のSNSで声明を発表した。「自分の状況を説明し、敬意を持って世間に伝えたい。私は養育費に関する法的手続きに関連した件で、まるで犯罪者のように社会に晒されてしまった。養育費の支払いを逃れようとしたことは一切ない」と述べた。また子どもとの面会も妨げられてきたと主張し、現在は出国禁止の措置が取られているとも明かした。ムシュク・ルナは追加の懲戒処分を科さず、エルナンデスはその後チームに復帰している。
監督は急きょスタメン変更——それでもチームは3-2で勝利
逮捕を受けてムシュク・ルナのポール・ベレス監督は急きょスタメンを変更せざるを得なくなり、エルナンデスの左サイドバックの位置にはジェレミー・クスメが起用された。それでもムシュク・ルナは試合を3-2で制し、アウェーでの勝利を手にした。エクアドルでは離婚・別居した親が養育費を滞納した場合、逮捕される法律が存在する。エルナンデスは今季、リーガプロで14試合、コパ・エクアドルで1試合の計15試合に出場しており、チームの主力のひとりだった。
