米スタンフォード大学の佐々木麟太郎は7月19日、岩手県花巻市で記者会見を開き、マイアミ・マーリンズとの契約を選ぶ意思を表明した。佐々木は今年のMLBドラフトでマーリンズから8巡目(全体235位)の指名を受けている。一方、2025年のNPBドラフトでは福岡ソフトバンクホークスから1位指名されており、進路が注目されていた。声を詰まらせながら、佐々木はソフトバンクではなくメジャーへの挑戦を選んだ理由を明かしている。ソフトバンクには代理人を通じて断りの連絡を入れたという。

涙の会見で明かした決断の理由

米メディア『ESPN』によると、佐々木は会見で「誰よりも自分の限界と、まだ足りない部分を分かっているつもりだ」と述べた。さらに「たとえこの道が間違いだったとしても、後悔はしたくない。成功か失敗かではなく、挑戦する勇気があったかどうかで自分の人生を語りたい」と明かした。同メディアは、佐々木がスタンフォード進学時からアメリカでの挑戦を望んでいたと伝えている。契約金は、指名順位に基づくスロットバリューの23万9200ドル(約3875万円)前後になる見込みだと伝えた。

城島監督が示した反応と契約期限の行方

一方、ソフトバンクの城島健司監督は米メディア『World Baseball Network』の取材に応じた。城島監督は佐々木の決断について「我々の球団に来てくれることを望んでいたが、彼が長くメジャーへの夢を抱いてきたことは理解している」とコメントした。さらに「その決断に敬意を表したい」とも述べている。マーリンズとの契約締結期限は米東部時間7月27日午後5時(日本時間28日午前6時)だ。佐々木は期限までに正式契約を結び、傘下のマイナーリーグでメジャー昇格を目指す見通しだ。

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