シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆は7月13日(現地時間)、フィラデルフィアで行われたMLBオールスターの取材日に姿を見せた。右ハムストリングのグレード2損傷で35試合を欠場していた村上は、ホームランダービー出場者に土壇場で加わったという。本来なら日本人選手の話題の中心になるはずだった大谷翔平は、左膝の水を抜く処置のためロサンゼルスに残っている。大谷不在のためか取材エリアに集まった報道陣はやや少なく、村上自身も「ほとんど日本メディアだ」と語った。

報道陣を前に村上が語った本音とは

米紙『シカゴ・サンタイムズ』の取材でダービーへの準備を問われると「していない」と即答し、日本での出場経験についても「うまくいかなかった」と振り返っている。より優れたホームランバッターを問われると迷わず大谷の名を挙げ、憧れの打者にはバリー・ボンズを挙げた。大谷に代わる日本人選手の看板を背負う心境を問われた村上は「大谷さんと一緒にプレーできていたら一番良かった。大谷さんはいつも大谷さんです」と敬意を示している。契約延長交渉の有無を尋ねられると、無言で首を横に振った。

故障から復帰した村上が明かした支えへの想い

村上は昨年12月にホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約52億円)で契約し、今季は60試合・211打数で20本塁打42打点、87三振、OPS.911という数字を残している。5月29日にはタイガース戦でゴロを打った際に右足を痛めて途中交代し、オールスターブレイク直前にチームへ復帰した。

村上は「リハビリで支えてくれた人に本当に感謝している。彼らがいなければ今の自分はいない」と語り、「シーズンはまだ長い。故障せずに乗り切りたい」と続けた。GMのクリス・ゲッツは「3人の内野手が20本塁打に達しているのは、このチームの才能を物語っている」と話している。球団は2年前に球団新記録の121敗を喫したが、今季は50勝45敗でガーディアンズと地区首位を分け合っている。

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