ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が、今季も安定したパフォーマンスを維持している。ドジャース専門メディア『Dodger Blue』によると、山本は今季17先発で110.2回を投げ、9勝6敗、防御率2.85、WHIP0.91をマークしている。キャリア2度目となるオールスターゲームへの選出も果たした。デーブ・ロバーツ監督は、山本のここまでの活躍とイニングを消化する耐久性を高く評価している。
ロバーツ監督が見た「準備」と再現性
ロバーツ監督は山本の姿勢について「自分自身のケアが非常に行き届いており、日々の準備にとても意図的だ」と語った。一方、山本がドジャースに加入した当初は、その小柄な体格からメジャーの負荷に耐え健康を維持できるか懸念する声もあった。
実際、MLB1年目には長期離脱を経験したが、その後の2年間は1先発あたり平均6回以上を投げるタフさを示している。同監督は「投球フォームは一貫して再現性があり、体を非常に効率的に使っている」と述べ、それが山本の耐久性を支えているとの見方を示した。
ブーイングに山本が明かした本音
今季も安定してローテーションを守る山本だが、7月14日(現地時間)にフィラデルフィアのシチズンズ・バンク・パークで行われたオールスターゲームでは登板を見送り、休養に充てた。大谷翔平も左膝の炎症が続いているため出場を回避している。
登板を回避した背景には日程面の事情があった。山本は7月11日のダイヤモンドバックス戦で先発したばかりで、オールスターゲームで投げるとなれば「2日の休養」しか挟めない計算になり、体の回復を優先する判断となった。それでも式典には参加し、地元フィリーズファンからブーイングを浴びる場面もあったが、山本は「正直、気分が良かった」と振り返り、ポストシーズンでも経験した熱狂的な雰囲気を前向きに受け止めた。一方で登板できなかったことについては「正直、少し残念だった」とも語り、「またオールスターゲームで投げられる機会があれば」と今後への意欲をにじませた。試合はアメリカン・リーグが4-0で勝利している。
