アルゼンチン代表のリサンドロ・マルティネスとジオバニ・ロ・チェルソが、ワールドカップ準決勝のイングランド戦(現地時間7月15日)後に「Las Malvinas Son Argentinas(マルビナスはアルゼンチン領)」と書かれた横断幕を掲げ、FIFA規則への抵触が指摘されている。FIFAは7月16日の時点で正式な調査開始を認めており、事態は決勝後にさらに深刻化。アルゼンチンは7月19日の決勝でスペインに敗れた直後に選手同士の乱闘を起こし、横断幕問題とは別にFIFAから2件目の懲罰調査を受けることになった。

FIFAが横断幕問題で正式調査を認める

英メディア『Reuters』によると、マルティネスとロ・チェルソは試合後、笑顔で横断幕を掲げてスタンドのファンに手を振った。そこには「Las Malvinas Son Argentinas(マルビナスはアルゼンチン領)」と記されており、出所は不明だった。FIFAのスタジアム行動規範は、政治的・攻撃的な横断幕や旗の持ち込みを厳格に禁止している。

中東メディア『Al Jazeera』によると、FIFA広報担当者は7月16日、「独立した懲罰委員会が試合報告書を精査し、懲罰規程に基づく次の対応を判断している」と述べ、正式な調査に入ったことを認めた。英国のピーター・カイル・ビジネス大臣も英放送局『BBC』に対し「政治はワールドカップから切り離されるべきだ」と述べ、FIFAに調査を求めていた。

決勝後の混乱でFIFAが2件目の調査に着手

7月19日の決勝(ニュージャージー州メットライフ・スタジアム)、アルゼンチンは後半アディショナルタイムにMFエンソ・フェルナンデスが2枚目の警告で退場し10人となったが、延長戦の末、延長後半開始早々の106分にフェラン・トーレスが決勝点を挙げ、スペインが1-0で2大会ぶり2度目の世界一に輝いた。

試合終了の笛の直後、途中出場のMFレアンドロ・パレデスがスペインDFエリック・ガルシアの喉元をつかみ、GKジャン・ガビとも衝突する乱闘が発生し、退場処分を受けた。米メディア『ESPN』などによると、FIFAはこの一件を受けて懲罰・倫理担当検察官を任命し、横断幕問題とは別に2件目の正式な調査に乗り出したという。

This article is a sponsored article by
''.