サッカーの元ブラジル代表MFオスカルが中国での意外なマネーマネジメントの手腕を明かしている。当時、イングランド・プレミアリーグのチェルシーから中国の上海上港(現・上海海港)への移籍は、欧州メガクラブからアジアに渡ったことで大きな話題を呼んだ。
年俸と見間違えるほどの中国時代の週給は?
2017年、当時25歳だったオスカルは、ヨーロッパの第一線で活躍していた最盛期にチェルシーを去り、約6000万ポンド(当時のレートで約86億円)の移籍金で中国スーパーリーグの上海上港へ加入した。ガーナのスポーツメディア『CitiSportsOnline』によると、オスカルの中国時代の週給は40万ポンド(同約5800万円)で、中国在籍時の7年間で受け取った給与の総額は、約1億5000万ポンドから1億7500万ポンドに上るという。
オスカルはブラジルのサンパウロ出身で、インテルナシオナルで頭角を現すと2012年夏にチェルシーに移籍。攻撃的MFとして2度のプレミアリーグ制覇やヨーロッパリーグ制覇に貢献し、地元開催の2014年ワールドカップブラジル大会ではゴールも決めた。プレミアリーグでは131試合に出場し、21得点、19アシスト。ブラジル代表としては48試合で12得点、15アシストを記録している。
オスカルは「給料全額を…」で資産管理
チェルシーで5年を過ごし、25歳でキャリア的にも全盛期を迎えるタイミングでのイングランドから中国への移籍には賛否両論が飛び交った。
それでも、オスカルは自身の人生設計を考えた上での決断だったと振り返っている。中国では7年間プレーし、3度のリーグ優勝を達成。公式戦248試合で77ゴール、142アシストを記録した。その後、サンパウロでプレーし、2026年に心臓の不調を理由に現役を退いた。
同メディアによると、オスカルは中国時代の資産管理を徹底し、「給料全額を別の口座に入れて、一度も手をつけなかった。家族と私は、もともと十分な額だった試合給だけで生活していた」と語っている。
