セルティックに所属していた日本代表FW前田大然が、イングランド・プレミアリーグへの移籍を果たした。英メディア『The Scotsman』によると、前田は現地7月25日、プレミアリーグに昇格したイプスウィッチ・タウンへの完全移籍に合意。移籍金は800万ポンド(約17億円)、契約期間は3年となった。7月13日にはアイルランド公共放送『RTÉ』の取材に「プレミアリーグでプレーしたいという強い思いがある」と移籍志向を明かしていた前田だったが、わずか2週間足らずでその願いが現実のものとなった。
セルティックが認めた移籍金の中身
セルティックのマーティン・オニール監督は移籍発表前、報道陣に「一種の諦めがある」とコメントしていた。契約最終年を迎えていた前田は残り1年の在籍を望まれていたが、慰留は届かなかった格好だ。セルティックが公式声明で発表した通算成績は212試合出場79得点で、移籍後初ゴールは2022年1月のヒバーニアン戦だった。
直近のシーズンでは終盤7試合で9得点を挙げ、リーグとスコティッシュカップの2冠獲得に貢献している。ダービーでのオーバーヘッドキックや最終節ハーツ戦のゴールなど、印象に残る得点も数多く残した。
前田が明かした"幻の移籍"の真相
前田を巡っては、セルティックが2025年8月に独ブンデスリーガのヴォルフスブルクからの獲得オファーを拒否した経緯がある。前田はこの経緯について、北米メディア『Yahoo Sports』の取材に「去年33得点近くを挙げ、あれが移籍の好機だと思ったが実現しなかった」と振り返っている。結局、移籍成立までには1年を要した格好だ。
新天地では加入発表にあたり、「プレミアリーグでプレーすることを夢見てきた。このクラブでその夢を実現できてとても嬉しい」とコメントした。前田は今夏開幕するプレミアリーグで、イプスウィッチの新戦力として出場機会をうかがうことになる。
