欧州評議会は、2026年のワールドカップを巡って発生した一連の問題を受け、FIFA宛ての公開書簡を発表。ドナルド・トランプ大統領からの圧力を受けて出場停止処分を一時停止したことなどを問題視し、2030年大会に向けてより強固な枠組みの構築を支援するよう求めた。

政治的影響力がフィールドにも及んでしまった

米メディア『ESPN』の報道によれば、欧州評議会の事務総長アラン・ベルセ氏は、FIFA宛ての公開書簡を発表。2030年にスペインとポルトガルで開催されるワールドカップ2030年大会向け、強固な枠組みの構築を支援するよう求めた。

今大会では、米国代表のフォラリン・バログンの出場停止処分が猶予された。ドナルド・トランプ大統領がFIFA会長に電話していたことが判明すると、大きな問題に。バログンはその後、ラウンド16のベルギー戦に出場したが、チームは1-4で敗れて大会を去った。欧州サッカー団体UEFAは「レッドラインを越えた」などと、FIFAの決定を激しく批判した。

FIFAの本拠地であるスイスの大統領を2期務めたアラン・ベルセは「政治的影響力はフィールドにも
及んだ」と綴った。

ギャンブル業界との商業契約も問題視

同メディアが報じたのは、政治がスポーツに持ち込まれたことだけではない。「FIFAは今回のワールドカップのためにギャンブル業界と他の商業契約も結んでいる」と、スポーツベッティングとの提携を問題視した。

さらに「予想賭けはインサイダー取引を助長する」とし、ベルセが「ひとりの選手が作り出す瞬間に賭けを勝ち取ることができる」とと記したことも伝えた。

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