ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が、ニューヨーク・ヤンキース戦で9回を投げ切り、MLBレギュラーシーズンでは初となる完投を記録した。MLB公式サイトが伝えている。4安打2失点、7奪三振、無四球の好投を見せ、チームも8-2で快勝。デーブ・ロバーツ監督は、その投球を「彼が我々のエースである理由だ」と称賛した。

ダブルヘッダーで救援陣を温存

山本は初回から3イニング連続で三者凡退に抑えた。4回にトレント・グリシャムからソロ本塁打を浴び、8回にも1点を失ったが、大きく崩れることはなかった。最後はジェイソン・ドミンゲスを外角低めのカットボールで見逃し三振に仕留め、試合を締めくくっている。

この日はダブルヘッダーが組まれ、第2試合はブルペンデーとなる予定だった。山本が一人で投げ切ったことで、救援陣を温存できた意味も大きい。本人も「9回を投げ切ることでブルペンを少し休ませられた。できる限り増やしたい」と振り返った。

ヤンキースタジアムで再び好投

山本はヤンキースタジアムと相性がいいようだ。2024年6月には同スタジアムで7回無失点の好投を披露している。同年のワールドシリーズでもヤンキースを相手に圧巻の投球を見せた。今回の試合でも、対戦した30人の打者への初球のうち21打者に対してストライクを先行させ、正確な制球で打者を打ち取った。

今季は18試合の先発で16度、6回以上を投げている。ロバーツ監督は「勝てる状況をつくるだけでなく、多くの投手を休ませられる。それこそ先発陣の柱だ」と評価した。3年連続世界一を目指すドジャースにとって、今季2度目のオールスター選出を果たしたエース山本の存在はますます欠かせなくなっている。

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