イタリアサッカー連盟(FIGC)は、マンチェスター・シティを率いていたジョゼップ・グアルディオラ氏に代表監督就任を打診していたが、7月24日までに固辞する意向が伝えられた。英『Sky Sports』などによると、グアルディオラは退任後の休養を優先する考えを崩さず、3大会連続でワールドカップ出場を逃したイタリア代表の再建計画は振り出しに戻った。
グアルディオラが"最強オファー"を固辞
英メディア『sky sports』によると、FIGC幹部のパオロ・マルディーニ氏らはグアルディオラと3日間にわたり会談をし、代表監督就任を打診したという。また、55歳の名将を招へいするために予算を大幅に増額する可能性を示唆した。この会談の際、FIGC側は監督だけでなく、それ以上の役割を与えるオファーを提示したという。しかしグアルディオラは休養を優先する意向を崩さず、FIGCに固辞の返答をしたと『Sky Sports』が7月24日に伝えている。
FIGCの新構想として、強固な基盤を築きイタリアサッカーを再建する「アズーロ・プロジェクト」を掲げていた。そのプロジェクトの中心人物として、グアルディオラを招へいしようと考えているという。イタリア代表は出場枠が拡大された今夏のW杯の出場権を獲得できていなかった。
ピルロ人事も"疑惑"で振り出しへ
同メディアによると、監督を退任した後にグアルディオラは、家族と過ごす時間を増やしたいという思いが退任のきっかけになったと述べたという。さらに、監督として行った最後の記者会見では「しばらくの間は監督業を行う予定はない」と語っていた。
グアルディオラの固辞を受け、FIGCはアンドレア・ピルロ氏との交渉を進め、4年契約でほぼ合意していたと伝えられた。しかしピルロ氏がロシア系ブックメーカー企業と商業提携していたことへの批判が高まり、7月27日に就任計画が撤回されたと米『NBC News』が報じている。FIGC内ではロベルト・マンチーニ氏を推す声もあり、後任探しは再び振り出しに戻っている。
