トロント・ブルージェイズの岡本和真が7月22日のレイズ戦でスタメンを外れた。直近21打席無安打、直近6試合中3試合で守備エラーという二刀流のスランプを受けた決断だ。しかしこの日、チームメイトのマイルズ・ストローが試合前に岡本をテープでベンチに縛り付けるという悪ふざけを演じ、MLB公式がその様子を動画で公開した。
岡本の異変にシュナイダー監督が決断
ジョン・シュナイダー監督は「彼のためになると思う。彼はずっと懸命に取り組んでいる」とスタメン落ちの理由を説明した。MLB公式によると、岡本は7月の打率.179にとどまっており、守備でのエラーも内野の平凡な処理でのミスが目立っている。今シーズン5月にも同様のスランプで一度スタメンを外れており、その際は翌日からレギュラーに復帰している。この日も7回にショーン・キーズの代打として出場し、8球粘った末に三振したが、その後は守備にも就いた。
拘束の2日後、岡本が放った23号
MLB公式サイトによると、マイルズ・ストローが試合前の準備中にテープを持ち出し、岡本の体に巻き付けてベンチに縛り付けた。「オフの日にどこにも行かせない」という冗談で、かつてペドロ・マルティネスがレッドソックス時代にドン・ジマーマン・コーチを捕まえてベンチに縛る悪ふざけをした「マルティネス風」と紹介されている。
同記事では岡本について「22本塁打・OPS.753のア・リーグ新人王候補」と紹介している。テープに縛られたわずか2日後の7月24日、岡本はボストンでのレッドソックス戦7回に均衡を破る3ラン本塁打を放ち、自身23号本塁打で大谷翔平が持っていた日本人選手のルーキーシーズン最多本塁打記録を単独で更新した。『MLB.com』によると、岡本は「ただの数字」「大谷さんは唯一無二の存在」と語っている。スランプに沈んでいたわずか2日後の一撃は、チームメイトの絆と勝負強さを改めて印象づける結果となった。
