ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、オールスター明け9試合にわたり38打数7安打・本塁打なしの不振に陥っていたことが明らかになった。左膝への注射を受けたオールスター期間と不振の時期が重なったため、膝の影響を指摘する声も上がったが、ロバーツ監督は『膝が打撃に影響しているとは考えていない』と否定していた。そして迎えた現地7月28日のマリナーズ戦、大谷はついに沈黙を破る一発で応えた。
打球の質が急落——監督も認めた誤算
米紙『ニューヨーク・ポスト』によると、ロバーツ監督は「オールスター明けからボールへの接触の質が明らかに落ちている。ミスヒットが多い」と認めた。一方で膝の影響については「トレーニングスタッフには膝が打撃に影響していないと本人が言っている。それ以外の情報がない限り、スタメンに入れ続ける」と述べた。大谷本人はオールスター前から取材に応じておらず、膝については自ら言及していない。41打席で10三振・2四球・3打点というオールスター明けの内容は、前半戦の打率.291・OPS.944から大きく落ち込んでいる。」
沈黙9試合、大谷が見せた"答え"

2カ月前にも26試合で打率.200・1本塁打という深刻なスランプを経験しながら、その後すぐに復調してMVP争いに返り咲いた実績を持つ大谷。今回も同様の展開となった。現地7月28日のマリナーズ戦で今季23号となる先頭打者本塁打を放つと、二塁打・単打も加えて3安打3打点をマーク。翌29日の同カード第2戦でも二塁打を含む2安打を記録し、状態の良さを印象づけた。
一方で大谷は試合後、『上腕二頭筋も万全ではない。膝と似たような状態だ』と告白。打撃不振の背景に、これまで報じられていなかった上腕二頭筋の張りがあったことも明らかになった。
