元アーセナルのDF冨安健洋が、クリスタル・パレスの下でトレーニングを行っていることが分かった。冨安は今夏フリーとなり、新たな所属先を探しているさなかだ。パレスはコモで実施しているプレシーズンキャンプに冨安を招き入れ、体力回復の機会を提供している。ただし契約交渉はまだ始まっておらず、加入が近いわけではないという。

鎌田大地の縁でコモ合宿に合流した冨安

今回の自主トレは、パレスに所属する日本代表MF鎌田大地との親交がきっかけになったという。冨安と鎌田はイタリア・コモで行われているプレシーズンキャンプに合流し、ピエール・サージュ監督の指揮下でともにボールを蹴っている。パレスの主力の一部がワールドカップ後の休養でチームに合流できていないなか、冨安には調整の場が与えられている格好だ。

当初、英メディア『TalkSport』は今回の自主トレについて移籍合意が近いことを示すものではないと報じていた。しかし状況は一夜で動いた。英BBC Sportは7月29日、パレスが冨安側との間で完全移籍に向けた交渉をすでに開始し、条件面については大筋合意に達したと伝えている。冨安はキャンプ中のプレシーズンマッチにベンチ入りしており、残る焦点はサージュ監督が指揮官として彼のフィットネスにどこまで納得できるかだという。

9試合出場のアヤックス退団後、冨安が描く今後

画像: 9試合出場のアヤックス退団後、冨安が描く今後

冨安は6月30日にアヤックスとの短期契約が満了し、自由契約となった経緯がある。深刻な膝の負傷からの回復期間を経て12月に加入したアヤックスでは、出場はわずか9試合にとどまった。遡ると2021年にボローニャからアーセナルに加入した冨安は、通算84試合に出場する主力の一人だった。最終シーズンは新たな膝の故障で手術を受け、出場はわずか6分に終わっている。

度重なる負傷はミケル・アルテタ監督にとって計算しづらい要因となり、冨安は7月に合意の上でアーセナルを離れた。パレスが交渉を急ぐ背景には、主力DFマクサンス・ラクロワのチェルシー移籍が近づいていることもあるとみられる。

This article is a sponsored article by
''.