サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は、今季開幕直前、右肘手術からの回復に専念するため無給の制限リスト入りが決まっていた。米スポーツ専門局『ESPN』が伝えている。それから4カ月あまりが経過し、本人はXで「手術から約6カ月、キャッチボールを始めました」と投稿し、リハビリが着実に進んでいることを明かした。
給与を受け取らない異例の決断
ダルビッシュは制限リスト入りしている間、給与は支給されない。39歳の右腕は総額1億800万ドル(約162億円)の6年契約を結んでおり、契約の残り3シーズンで4300万ドル(約65億円)を受け取る予定だった。2026年は1500万ドル(約22億円)、2027年と2028年には1400万ドル(約21億円)ずつという内訳だ。
負傷者リストに入れば給与を受け取りながら、リハビリに専念できた。しかし、あえてその道を選ぶことはなかったという。プレラーGMは、「球団、チーム、ファンのことを考えている選手。彼には大きな敬意を表す」とダルビッシュを称賛した。
家族との時間も大切にしている

プレラーGMによると、サンディエゴで日々の厳しいリハビリに取り組むよりも、家族とより多くの時間を過ごすことを重視していたという。ダルビッシュは2015年にもトミー・ジョン手術を受けていた。長期にわたるリハビリへ、自分が望むレベルでできる状態ではないようだ。
現時点で引退を決意してはいない。プレラーGMも、「来年になれば気持ちが変わり、復帰したいと思うかもしれない」と説明している。球団も復帰時期に具体的な期限は設けていない。ダルビッシュが自分自身と向き合い、リハビリを続けながら復帰の可能性を探っていきそうだ。
