日本代表の森保一監督が2026年6月30日のW杯ラウンド32・ブラジル戦で見せた采配の音声を、韓国メディア『スターニュース』が伝えた。試合は後半の給水タイム時点で1-1だったが、森保はこの場面で「このまま行こう」「勝つには延長かPK戦しかない」と指示していたという。積極的な戦術変更を避けたこの采配は、日本国内での音声公開を機に波紋を呼んでいる。主導権を握られながら動かなかった采配判断に、批判の声が広がっている。

1-1で迎えた終盤、動かなかった森保監督

『スターニュース』によると、日本は後半の給水タイムまでブラジルの猛攻にさらされ続け、主導権を握れないまま同点に持ち込まれていた。ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督はハーフタイムの選手交代と戦術修正で追いつく道筋を作った一方、森保はこの場面で有効な修正を示さなかった。

しかし、森保監督が思い描いた延長戦もPK戦も訪れることはなかった。ブラジルは後半アディショナルタイム5分、途中出場のガブリエウ・マルティネッリが決勝点を叩き込み、日本は1-2でワールドカップから去ることになった。

同メディアは「森保監督は給水タイムに延長まで耐えてPK戦で勝つように指示した」と伝えている。森保は後日、W杯での駆け引きをジャンケンに例え、相手の手を見てから応じる必要があると説明した。しかし延長やPK戦を待つ姿勢は終盤の対応ですらなかったとの指摘が相次いでいる。

音声流出後、森保監督に広がる批判の声

画像: 音声流出後、森保監督に広がる批判の声

同メディアは、音声公開後にSNS上で批判が相次いだと伝えた。あるファンは「このまま行こうという采配は無責任すぎる」と投稿し、別のファンも「すぐにでも外国人監督を招くべきだ」と酷評した。「70分より前からPK戦を見込むチームがどこにあるのか」との声も上がり、いずれの投稿も森保の試合運びに疑問を投げかけている。

森保はラウンド32敗退後も日本代表監督を続けており、日本サッカー協会との合意で来年1月のアジアカップまで指揮を執る。アジアカップ後はU-23日本代表の大岩剛監督がA代表監督に就任する見通しだ。同協会にとって「4年に1度」の目標とされるアジアカップ制覇について、同メディアは森保の修正力が改善されなければ実現は難しいとの見方を示した。

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