広島東洋カープは7月30日、前川誠太を出場選手登録から抹消した。球団の発表によると、広島県警が前川と、既に抹消中の矢野雅哉の自宅などを捜索していたという。米メディア『World Baseball Network』は、矢野が「ゾンビたばこ」問題で7月17日から抹消されていたと伝えている。球団は捜索を重く受け止めて前川を抹消し、捜査に全面協力する方針を示している。

羽月の告発から広島に激震

同メディアによると、発端は今年2月、指定薬物エトミデートの使用容疑で逮捕された元カープ内野手・羽月隆太郎の釈放だ。羽月は5月28日のTikTok配信で、広島の他の選手5人も同薬物を購入していたと主張したという。さらに7月13日、写真週刊誌『FLASH』が、羽月への薬物譲渡容疑で起訴された滝口涼介被告とカープ選手らが交流する写真を掲載したと伝えられている。球団の鈴木清明本部長は「売人だとされる人物と個室にいたこと自体が、大きな疑念を生む」と説明し、矢野の復帰時期は未定だとしている。

家宅捜索に球団首脳も動揺

画像: 家宅捜索に球団首脳も動揺

球団は「ファンの皆さまはじめ、関係者の皆さまにご心配をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます」とコメントしている。新井貴浩監督は取材に対し「またこのようなかたちで皆様にご迷惑をおかけして本当に申し訳ない」と述べている。松田元オーナーも取材に応じ「わしも驚いた。ショック大きい。申し訳ない気持ちでいっぱい」と謝罪した。一連の経緯では、羽月が「ゾンビたばこ」使用の罪で今年5月に有罪判決を受けたことも明らかになっている。

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