セリエAのコモは、育成年代(ユースアカデミー)でのヘディングに関する新ルールを導入した。伊メディア『Football Italia』は7月24日、11歳以下の選手はヘディングを完全に禁止されると伝えた。コーナーキックも、地面を転がすスローインで代用される。同クラブの教育担当理事を務める元マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードDFのラファエル・ヴァラン氏の助言を受けた措置だ。
ヴァラン氏「子どもたちを守る絶対的な必要性」
12歳からは軽量のゴムボールに限りヘディングを導入できるが、月1回、1セッション最大5回までの制限付きだ。「サッカーにおける頭部への衝撃を真剣に受け止める必要性、そして子どもたちを守る絶対的な必要性については、これまでも何度か話してきた」とヴァラン氏は語る。
この段階的な仕組みは、脳が発達段階にある幼い年代での不要な接触を減らし、正しいコントロールとともに技術を教えていくものだとも説明した。
セリエAで初めての強い措置の一つ

同メディアによれば、コモは避けられる頭部への衝撃のリスクを減らすため、こうした強い措置を導入する最初のクラブの一つになるという。ヘディングの代わりに、ボールを保持する時間や判断力を重視した長期的な技術発達を促すとしている。
背景には、反復的なヘディングが長期的に与える影響について、医学的研究がまだ十分でないことへの言及がある。同クラブは全年代のコーチに対し、反復的で不要なヘディングの機会を減らすよう求めており、空気を入れすぎたボールの使用も避けるとしている。
