U-23日本代表を率いる大岩剛監督は7月31日、愛知・名古屋2026アジア競技大会の男子代表23人を発表した。開催国という地の利がありながら、大会規定で認められた24歳以上のオーバーエイジ(3人まで)は1人も入れず、全員21歳以下で編成した。一方、韓国はU-23代表にオーバーエイジ3人を全て組み込んだ最強布陣で臨む予定だ。韓国メディアはこの日本を"最大のライバル"と位置付け、自国側にも厳しい論評を加えている。
開催国の利点を捨てた日本代表23人
日本サッカー協会技術委員長の山本昌邦氏は3月、「JOCを通じて、今回は必ず金メダルを目標にしてほしいとの意向を伝えられた」と説明していた。自国開催に合わせた方針転換の可能性も指摘されていたが、協会が導き出した結論は従来と変わらぬオーバーエイジなしのU-21編成だった。今回は欧州組4人に加え、大学生3人、10代の選手4人が名を連ねている。欧州組には石渡ネルソン(シント=トロイデン)や小杉啓太(アイントラハト・フランクフルト)が入っている。
韓国メディアが認めた"最大のライバル"への本音

韓国メディア『スターニュース』は、直近2大会連続で決勝を戦った日本を"最大のライバル"と位置付けている。今年1月にサウジアラビアで行われたAFC U-23アジアカップでは、U-21主体の日本が優勝し、イ・ミンソン監督率いる韓国はその日本に準決勝で敗れて決勝進出さえ逃していた。今回のアジア大会メンバー23人のうち15人が、そのU-23アジアカップと重なっている。
同メディアは、韓国代表の目標を選手の兵役免除がかかった金メダルのみだと位置付けた。そのうえで、開催国の利点を持ちながら年下世代かつワイルドカードなしで臨む日本に敗れれば、韓国サッカー史に残る"屈辱的な大惨事"になるとの見方を示している。

