クリーブランド・ガーディアンズのスティーブン・ボーグ監督は8月2日(現地時間)、両軍がベンチを飛び出す珍事の中心に立った。『MLB.com』によると、発端はアリゾナ・ダイヤモンドバックスのティム・タワが6回に見せたバントだ。ガーディアンズ先発のゲイビン・ウィリアムズのパーフェクトゲームはこの場面で途切れている。ボーグ監督は雨天中断中、ダイヤモンドバックスのベンチに向けて何かを訴えるしぐさを見せた。両軍が本塁付近に集まる事態となったが、怒りの理由はバントではなかった。

タワの一球が変えたパーフェクトの行方

同メディアによると、ウィリアムズは6回まで15人を打ち取り、うち9つを三振に仕留める投球を続けている。先頭のタワは0-1からのバントを試みてファウルとし、捕手パトリック・ベイリーが言葉をかける場面があった。直後の一球をタワは右前へ弾き返し、完全試合はここで途切れた。

タワは二塁を狙ったが、イルデマロ・バルガスの併殺崩れで二塁封殺され、遊撃手ブライアン・ロッチオからも言葉を向けられている。ウィリアムズがバントで完全試合を阻まれたのは初めてでなく、7月9日のツインズ戦でもロイス・ルイスが同様のファウルバントの末に単打で終わらせている。

ガーディアンズ監督が明かした怒りの矛先

画像: ガーディアンズ監督が明かした怒りの矛先

ボーグ監督は「腹を立てたのは、味方の選手に話しかけるべきではない相手が話しかけていたからだ。それが私の不満の原因だった」と明かした。ダイヤモンドバックスの指揮官トーリー・ロヴーロとはアリゾナ時代に師弟関係だった間柄で、ロヴーロが歩み寄って収拾に動いている。ロヴーロは「一度だけ、彼に『ちょっと話そう』と呼びかけた」とし、ボーグ監督もタワの行動には問題を感じていなかったと振り返った。

タワは「みんな真剣に競い合っているだけ。野球の暗黙のルールは理解している」と述べ、今回の一件にも理解を示している。試合はダイヤモンドバックスの5-0敗戦で終了し、ウィリアムズの完全試合は達成されなかった。

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