2026年FIFAワールドカップでグループリーグ敗退を喫した韓国代表。ライバルの日本が着実に力をつける中、韓国国内では自国の現状に対する危機感がかつてないほど高まっている。現地メディア『新東亜』は、韓国サッカー界が抱える問題を鋭く指摘した。そこでは、ある衝撃的な数字を用いて日本との決定的な格差が論じられている。
「日本との格差は30年」強まる一部欧州組依存への懸念
韓国メディア『新東亜』によると、欧州での経験が豊富な元選手らの間で、日本との実力差は「30年も開いた」との分析が下されている。同メディアは、日本がシステムを通じて一定水準以上の選手を安定的に輩出しているのに対し、韓国はロサンゼルスFCのソン・フンミン、アトレティコ・マドリードへ移籍したイ・ガンイン、バイエルン・ミュンヘンDFキム・ミンジェら、一部の「欧州組」に依存している現状を指摘した
また、日本は主力と控えの選手層に大きな差がない一方、韓国は「欧州組不在時」の戦力低下が著しいとされる。戦術面でも、日本が現実的なカウンターや球際の強さを取り入れて成果を上げた一方で、韓国は本来の粘り強さを失ったと評されている。
育成年代でも日本に屈辱を突きつけられる

育成面での格差も浮き彫りとなっている。1月のU-23アジアカップでは、平均年齢19.4歳の日本が準決勝で韓国(平均21.1歳)を1-0で下し、そのまま優勝を果たした韓国ではプロ入り前に大学を経由する遠回りな育成や兵役問題が若手の成長を阻んでいる一方で、日本は競技文化の違いも背景にあるという。
日本代表のMF鎌田大地(クリスタル・パレス)は、W杯敗退直後の取材で「日本にとってサッカーが"国技"になるくらいにならないと、やっぱり(優勝は)取れない」と語り、野球をはじめ多様な競技に人材が分散する日本の現状を示唆した
