中国サッカー協会(CFA)は5月21日、八百長や賭博といった「仮賭黒」問題に関与したとして、新たに大規模な処分を発表した。2024年から続く取り締まりの第3弾となる今回は、17人の永久追放を含む計65人が制裁対象となっている。さらに、あるクラブに対しては勝ち点減点と多額の罰金という追加処分が下されたという。
国内主要クラブのGMら17人に永久追放が下る
国営新華社通信によると、人民法院で有罪が確定した17人がサッカー界から永久追放された。対象には元深圳足球倶楽部GM丁勇や元梅州客家GM曹陽らが含まれる。また、元広州恒大GM高寒や元北京国安GM李明、元山東泰山GM孫華ら48人には、最長5年の活動禁止処分が下された。
クラブ側への制裁も厳しく、中国甲級(2部)の梅州客家には、2026年シーズンの勝ち点6減点と80万元(約1,650万円)の罰金が科されている。CFAは声明で、新たに得られた判決資料に基づき、同クラブに重大な規律違反が認められたと説明した。
120試合で不正操作、追及はやまない

中国サッカー界では習近平国家主席の主導により、汚職撲滅に向けた徹底的な取り締まりが続いている。ロイター通信によれば、今回の処分は2024年9月、2026年1月に続く3度目の大規模な処分となる。
2024年には選手や関係者43人が、2026年1月にはCFA元会長陳戌源や元代表監督李鉄ら73人が永久追放された。これまでの累計処分者は100人を超え、勝ち点減点や罰金を科されたクラブも10以上に上る。公安部の発表では、これまでに120試合で不正操作が行われ、41ものクラブが関与した。
