Jリーグは8月8日に開幕した2026/27シーズンから、新たな時間制限ルールを採用した。これは2026年の北中米ワールドカップで先行導入された規則で、"口を覆う行為"への一発レッドカードと、5秒ルールの2本柱からなる。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は、Jリーグが新ルールを採用した理由と導入の背景を報じている。

佐藤隆治審判マネジャーが語った5秒ルールの狙い

同メディアによると、スローインやゴールキックの再開を故意に遅らせたと審判が判断した場合、5秒のカウントダウンが始まる。5秒を超過すると、スローインは相手ボールに、ゴールキックは相手のコーナーキックとなる。

日本サッカー協会(JFA)の審判マネージャーを務める佐藤隆治氏は「5秒ルールは罰則規定ではなく、試合時間を増やそうとする試みだ」と語った。続けて、「審判が5秒のカウントを始めるのは、スローイン、ゴールキックをする準備ができた時点になる」と述べていた。

”ヴィニシウス法”誕生の背景

画像: ”ヴィニシウス法”誕生の背景

Jリーグは昨年5月、5秒ルールが含まれた2026/27シーズン競技規則改正案を公開していた。変更された1つに「不適切な発言、侮辱、攻撃的または差別的な発言を隠すために選手が口を覆う行為」が含まれている。このルール導入の発端となった問題は、昨年2月に行われたUEFAチャンピオンズリーグのレアル・マドリードとベンフィカの一戦で起きた。

レアルFWヴィニシウス・ジュニオールは、ベンフィカFWジャンルカ・プレスティアーニに口を覆う行為をされたうえ、差別的な発言を受けたと主張した。試合は約8分間中断され、UEFAは調査の結果、プレスティアーニに6試合の出場停止処分を下している。

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