FIFA(国際サッカー連盟)のグローバルサッカー開発責任者のアーセン・ベンゲル氏は、ワールドカップの株式売却計画に反対しなかったため、批判を浴びていた。ベンゲルは批判に対する声明を発表し、英メディア『GIVE ME SPORTS』はFIFAのW杯売却計画の詳細を明かした。

FIFAが掲げる”FFE構想” 撤回の理由

同メディアによると、FIFAのジャンニ・インファンティ-ノ会長主導で、FFE構想と呼ばれるW杯の株式を民間の投資家に売却する計画を立てていたという。FIFAは加盟する211の協会がこれを承認すれば、すぐに2000万ドル(約32億円)を支給するとしていた。

これに対し、ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)は計画が実行された場合、将来のW杯やFIFA主催の大会をボイコットすると発表した。そのため、インファンティ-ノ会長はUEFAや多方面からの批判を受け、8月1日(日本時間2日)にFFE構想の撤回を発表したという。

ベンゲル自身が明かす”静観の真相”

画像: ベンゲル自身が明かす”静観の真相”

元アイルランド代表FWトニー・カスカリーノ氏は、英放送局『talkSPORT』の取材に対し、ベンゲルについて「この構想について彼なら何か言うと思っていたが、何もなかった」と述べた。続けて、「アーセンがクラブ監督として成し遂げてきたことや、FIFAでの役割を考えると、今の静かすぎる様子には違和感がある」と語っていた。

76歳のフランス人は英メディア『GiveMeSport』に声明を寄せ、「私はこの計画には関与しておらず、メディア報道で初めてその計画の存在を知った」と明かしたという。この計画の撤回については「絶対に必要であり、疑いの余地はない」と語った。

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