国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長を巡り、アルゼンチンサッカー協会(AFA)が全面的な支持を表明した。民間投資を導入する新会社設立案が物議を醸し、欧州サッカー連盟(UEFA)から辞任を求める声が上がる中、AFAは同会長の10年にわたる功績を高く評価。しかし、ある大物政治家による強力な後ろ盾も判明しており、FIFA内部の対立は深まるばかりだ。
AFAがインファンティーノ会長を全面支持
米スポーツメディア『ESPN』によると、AFAはインファンティーノ会長によるFIFAの変革を「より透明感のある、開かれた運営体制」によるものだと評し、感謝の意を示した。FIFAは、ワールドカップの収益を管理する新会社「FIFA Forward Enterprise(FFE)」を設立し、株式の21%を民間投資会社へ売却する計画を進めていた。
これに対し、欧州サッカー連盟(UEFA)などが「信頼を裏切った」と反発し、ボイコットを示唆する事態に発展。インファンティーノ会長は手続き上の「間違い」を認めて謝罪し、計画を撤回している。AFAはこの迅速な対応を高く評価し、支持の根拠とした。
トランプ氏が会長交代論に苦言を呈す

ノルウェーサッカー協会のリセ・クラヴェネス会長は「もはや信頼はない」と述べ、同氏の辞任を求めている。一方で、メキシコサッカー連盟(FMF)やアフリカサッカー連盟(CAF)は支持を継続する方針だという。
これに対し、欧州サッカー連盟(UEFA)などが「信頼を裏切った」と反発し、ボイコットを示唆する事態に発展している。イギリスメディア『BBC』が報じたところによると、ドナルド・トランプ大統領も「会長の交代を検討することは重大な過ちになる」と自身のSNSに投稿し、同氏を強く擁護した。
