シカゴ・カブスのピート・クロウ=アームストロングが、ドジャースとの3連戦で圧倒的な成績を残した。米スポーツメディア『CBS Sports』がこれを伝えている。シリーズ6打数6安打・本塁打2・打点5・盗塁2をマークし、カブスはドジャースに3連勝を収めた。これを受け、ナ・リーグMVP争いは一気に接戦の様相を呈している。シーズン前は圧倒的な本命だった大谷翔平が、いまやその座を脅かされる立場に立たされている。
互いに先頭打者弾——3戦目でオッズが一時的に並ぶ
同記事によると、3戦目(7-6でカブスが勝利)では大谷とクロウ=アームストロングが互いに1回に先頭打者本塁打を放った。4回までに3打数3安打・本塁打2・打点4を記録したクロウ=アームストロングに対し、8回には大谷が2ランを含む2本塁打で猛追している。シーズン前は大谷が-115の最大本命で、クロウ=アームストロングは+6000から急浮上を遂げている。同メディアが8月13日付で伝えたところによると、ドラフトキングスのオッズはクロウ=アームストロングが-120、大谷が+100だ。現在はクロウ=アームストロングが優勢に転じている。
守備・盗塁で先行、大谷は投手復帰へ始動

シーズン成績の比較では、打率・本塁打はほぼ互角だ。大谷は打率.292・OPS.937・本塁打27・打点74をマークしている。一方のクロウ=アームストロングは打率.284・OPS.928・本塁打27・打点73で、数字上の差はわずかだ。盗塁ではクロウ=アームストロングが30(37企図)、大谷が7(10企図)と、クロウ=アームストロングが大きく上回っている。守備でもクロウ=アームストロングは失策阻止や守備範囲などの指標でメジャー全体の首位に立っている。複合指標のWARでも上回っている。
同メディアによれば、『Baseball Reference』のbWARは7.5対6.4だった。また、『FanGraphs』のfWARでも8.0対6.7と、クロウ=アームストロングがリードしている。大谷は投手として8勝2敗・防御率1.79を残しているが、7月3日以降マウンドに上がっておらず、今月8日前後からキャッチボールでの投球再開に踏み出した段階だ。
