中国のニュースサイト『新浪スポーツ』は8月3日、元CCTVサッカー解説者の劉建宏(リウ・ジエンホン)氏が中国サッカーの低迷を語った言葉が、SNS上で再び拡散していると報じた。劉氏が根本原因に挙げたのは、指導者の力量ではなく競技人口の薄さだ。日本やドイツとの登録選手数の落差を示したこの指摘は、最初に語られてから10年以上が経過している。それでも今なお繰り返し引用されているという。

元CCTV解説者が中国の"根の浅さ"を突きつける

同メディアによると、劉氏が引用したのは2013年当時の数字で、中国サッカー協会に登録された青少年選手はわずか6000人だった。日本の約60万人、ドイツの約650万人とは100倍規模の開きがある。劉氏はこの状況を「砂漠に木を植えるようなもの」と表現し、一本ずつは育っても決して森にはならないと指摘している。

同メディアが微博の投稿として引用した発言では、FIFAランキング92位という位置を「アジアにおける中国男子代表の真の座標だ。当然のように勝てる試合など一つもない」と語ったとされる。FIFA公式サイトによると、中国の順位は7月20日更新の最新版で91位となっている。

劉氏がJリーグの30年に見た決定的な差を語る

画像: 劉氏がJリーグの30年に見た決定的な差を語る

同メディアは別の記事で、中国の青少年エリート登録選手が2026年時点で約10万9000人に達し、当時の18倍を超えたと伝えた。ただし日本の青少年登録選手は62万から83万人規模とされ、依然として数倍の差が残る。中国では学業を優先する家庭が多く、12歳から15歳の間に9割以上の少年が競技から離れているという。1993年に開幕したJリーグが30年以上かけて育成の流れをつくってきた点を、劉氏は日本の安定した強さの背景として挙げている。

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