トロント・ブルージェイズの岡本和真が、自打球による左膝の負傷で2試合連続のスタメン外れを経験した。プレーオフ進出を目指し、熾烈なワイルドカード争いを展開するチームにとって、今季24本塁打を記録している主軸の離脱は大きな痛手となりかけた。だが、ジョン・シュナイダー監督が「デイ・トゥ・デイ(日々の経過観察)」としていた岡本は、わずか3試合ぶりの復帰戦でチームを救う一打を放っている。
フィリーズ戦の自打球で負傷、2試合を欠場
カナダのスポーツメディア『TSN』などの報道によると、岡本は8月9日(現地時間)に行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦で、自打球を左膝に当てて打撲を負った。この影響により、続くボストン・レッドソックスとのシリーズでは10日、11日の2試合連続でスタメンを外れたという。
代役にはチャールズ・マカドゥーが左翼から三塁へスライドし、ネイサン・ルークスが新たに外野に入る形で対応している。岡本は、ここまで打率.225、24本塁打、70打点をマークしており、チーム最多の本塁打と打点を記録。離脱が懸念されたが、シュナイダー監督は「12日の試合には復帰できると期待している」と前向きな見通しを示した。
3試合ぶりの復帰戦で値千金の決勝適時打

8月12日(現地時間)のボストン・レッドソックス戦に、岡本は「5番・指名打者」として3試合ぶりに先発復帰。2回の第1打席で二塁打を放つと、1-1の同点で迎えた8回にはチームメイトのヴラディミール・ゲレロJr.を本塁に迎え入れる勝ち越しの単打を放った。この回にブルージェイズは5点を挙げ、岡本は3打数2安打1打点の活躍でチームを6-4の勝利に導いた。
地元中継局『Sportsnet』の解説者マディソン・シップマン氏は、決勝打を放った岡本について「相手のミスを逃さない大きな一打だった」と称賛。シュナイダー監督は岡本を負傷者リストに入れる必要はないとの考えを示しており、復帰直後に結果を出す勝負強さに全幅の信頼を寄せている。

