復帰は11月2日、ピアースJr.は罪を免れるのか
米メディア『TMZ』によると、処分は8月30日開始で、復帰は11月2日から可能となる。復帰が可能になるのは第9週、ファルコンズがスペイン・マドリードでシンシナティ・ベンガルズと対戦する週にあたる。米メディア『ESPN』によれば、ピアースJr.は不服申し立てを行わず、8試合の処分はすでに確定している。
起訴されたのは、凶器を使った加重暴行、警察からの逃走、暴力を用いた逮捕への抵抗という3つの重罪と、軽罪のストーキングだ。逮捕時にはこのほかに警察官への加重暴行容疑もかけられていたが、起訴の段階で取り下げられている。刑事事件をめぐっては、ピアースJr.は6カ月間の介入プログラムへの参加に同意しており、完了すればすべての訴追が取り下げられるという。
契約情報サイト『Spotrac』によると、8試合の出場停止でピアースJr.が失う基本給は44万6,664ドル(約7,100万円)にのぼる。ファルコンズ側は98万2,528ドル(約1億5,600万円)の契約金を回収でき、2028年までの650万ドル(約10億3,500万円)の保証も無効になるという(1ドル=159.3円換算)。
なぜジャクソンは介入プログラムを了承したのか

事件が起きたのは現地2月7日だ。米メディア『TMZ』によると、警察署へ向かうジャクソンの車にピアースJr.が自身のSUVを衝突させ、駆けつけた警察官の指示を無視して走り去ったとされる。ジャクソンは2日後の2月9日、「ジェームズに殺される」との懸念を裁判所に示して接近禁止命令を申請し、裁判所はこれを認めている。
裁判でピアースJr.に不利な証言をする意思も示していたが、最終的には介入プログラムの適用を了承した。検察は、ピアースJr.に暴力の前歴はなく、一連の行動は精神的に追い詰められた末のものとみられるとの見解を示している。
