7月のW杯で4試合7得点を挙げ、ノルウェーを大会初のベスト8に導いたマンチェスター・シティのFWアーリング・ハーランド。その顔写真が、エクアドル警察が8月12日に押収した約469kgのコカインの包装に貼られていた。警察はコロンビア国境付近を走るトラックの二重底から370個の包みを見つけ、現場で女1人を逮捕している。ハーランド本人と事件の関わりは確認されておらず、警察も写真が使われた理由を明かしていない。

エクアドル警察が二重底から370個の包みを発見

米誌『People』によると、麻薬取締当局は匿名情報を受けてパンアメリカン・ハイウェイで捜査にあたり、不審なトラックの二重底から計370個の包みを見つけた。押収された薬物の価値は、エクアドル国内で推定およそ84万2,000ドル(約1億3,400万円)に上る。米国に渡れば1,100万ドル(約17億5,200万円)超、欧州なら1,960万ドル(約31億2,200万円)超になるという。

押収現場は国境都市トゥルカンに近いグアグア・ネグロ地区で、首都キトから北へ約246kmの地点にあたる。麻薬密輸の物流拠点とされるエクアドルでは、集められた薬物が中米経由で主に米国へ運ばれ、一部は欧州にも送られている。

9年前はメッシの顔で1.4トンが押収されていた

画像: 9年前はメッシの顔で1.4トンが押収されていた

ハーランドの写真が包装に使われた具体的な理由を、警察は説明していない。ハーランド本人と事件を結びつける情報も、警察からは出ていないという。ただ、AP通信によると、麻薬密売組織は著名なスポーツ選手らの名前や写真を、製造元の犯罪組織や取引先を示す目印として使うことがある。

米スポーツ専門局『ESPN』によると、2017年には、当時バルセロナに所属していたリオネル・メッシの写真や名前が付いた約1.4トンのコカインがペルーで押収された例もある。ハーランドは7月のW杯で4試合7得点を挙げ、ノルウェーを28年ぶりの出場で初のベスト8に導いている。

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