今月20日、アメリカ女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)の試合中に、観客席から性的玩具が投げ込まれ、試合が一時中断するトラブルが発生した。選手がフリースローを狙う緊迫した場面で、突如コート上に緑色の物体が投げ込まれた。この異常事態に対し、ベンチにいた主力選手がすぐに犯人を指さして警備員に知らせたという。
緊迫のコートに投げ込まれた緑色の物体
米スポーツメディア『TMZ』によると、8月20日のアトランタ・ドリーム対ロサンゼルス・スパークスの一戦で事件は起きた。第3クォーター残り3分を切った場面で、スパークスのジヒョン・パクがフリースローラインに立った際、緑色の性的玩具がコートへ投げ込まれた。
このときベンチからいち早く犯人を指さして警備員に知らせたのが、アンジェル・リースだった。コート上の玩具にタオルがかけられると、スパークスのキャメロン・ブリンクが足で蹴ってスタッフへ渡し、速やかに回収された。一方、ルカ・ドンチッチのレイカーズのユニフォームを着て逃走を図った男は、警備員に衝突しながらも取り押さえられたという。
繰り返される投げ込みにリーグが厳しい警告

コートに性的玩具が投げ込まれたのは、これが初めてではない。昨シーズンにも同様の投げ込みが複数回発生しており、米メディア『CBSスポーツ』などによると、リーグは過去の同様の事案の際に「アリーナにいるすべての人の安全と健康は、リーグにとって最優先事項である」との声明を出していた。
さらに、物を投げ込んだ観客に対しては、退場処分や入場禁止だけでなく、逮捕されて刑事告訴される可能性があると以前から警告していた。米メディア『Yahoo Sports』は、スポーツ専門媒体『Front Office Sports』の報道として、この男が警備員に取り押さえられた後に地元警察に逮捕され、WNBA・NBAをはじめとするリーグ関連の全試合について無期限の出入り禁止処分を受けたと伝えている。
