五輪金メダルに輝いた中国陸上界のレジェンド・劉翔氏(リュウ・シアン)が8月26日、SNSに書き込み、引退後の身の振り方についてフォロワーに意見を求めた。引退にともなう選手の処遇は本来、規定に沿って所属先の上海体育局が進めるものだが、今回は当事者本人がその選択を公にした。本人によれば、同局から二つの道を示され、いずれを選ぶか判断に迷っているという。この書き込みを受け、同局が中国メディア『澎湃新聞(ほうはいしんぶん)』に見解を示した。

劉翔がSNSで助言を求める

同メディアによると、劉翔氏は上海体育局から、身分の保障を一時金で清算して同局を離れる「買断」か、コーチとして残るかを選ぶよう求められていると明かした。

「オンラインで待っています。難しい問題にぶつかった。ネットの皆さんの意見がほしい」とつづり、助言を募った。劉翔氏は現役引退後も同局に人事上の籍を置いてきた人物で、いま改めてその身分をどう扱うかを決める段階にある。どちらの道を選ぶか、本人の考えは書き込みには記していない。

上海体育局が劉翔の処遇を協議

画像: 上海体育局が劉翔の処遇を協議

上海体育局は同メディアに対し、劉翔氏を、上海のスポーツに大きく貢献し上海の歴史に名を刻んだ功労者だと評価した。そのうえで、8月26日午後には同局傘下の上海市競技体育訓練管理センターが同氏と話し合いを持ったとしている。

引退後の処遇は国家体育総局と上海市の規定に沿い、主に職を用意する「組織安置」か、自分で進路を選ぶ「自主択業」の形で進める方針だという。具体的な進め方は、まだ決まっていない。

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