国際サッカー連盟(FIFA)とアジアサッカー連盟(AFC)が、大韓サッカー協会(KFA)に公式の書面を送った。韓国メディア『OSEN』によると、FIFA・AFC両連盟は会長選挙の進行状況に加え、政府主導の「K-サッカー革新委員会(以下、革新委)」にも目を向けているという。共同委員長の朴智星氏(パク・チソン)は発足当初から、革新委は「諮問という性格が最も強い」と繰り返してきた。拘束力を持たないはずのその委員会に国際機関がなぜ関心を寄せるのか、その理由は書面の文言からうかがえるという。

拘束力のない立場だとパク・チソン氏が力説

革新委は、2026年の北中米ワールドカップ後に高まった刷新の要求を受け、韓国政府の文化体育観光部が主導して7月6日に発足した。会長選挙制度の改善やユース育成など、韓国サッカーの構造改革を議論する組織だ。同メディアが伝えた朴氏の発言によれば、革新委にできるのは方向性を示すことであり、その勧告に拘束力はないという。

代表監督の選任も、革新委ではなくKFAの戦力強化委員会が担うべき領域だとしている。8月初旬には会長選挙人団の拡大などを盛り込んだ勧告案を公表したが、実際に導入するにはKFAの理事会と代議員総会による定款改正が必要になる。

独立性侵害なら制裁もとFIFAが警告

画像: 独立性侵害なら制裁もとFIFAが警告

FIFAとAFCは、加盟協会が政府など外部勢力の干渉を受けずに運営されることを重視する立場だ。両連盟の書簡には、加盟協会には独立して業務を処理する法的義務があり、これに反すれば規定に基づく制裁が科されうるとの趣旨が記されていたと伝えられる。

そのうえで両連盟は、革新委が選挙制度や監督選任の仕組みなど協会運営に影響を及ぼしていないか、活動内容の報告も求めた。革新委はこの書簡を受けた後も活動を続ける方針だという。朴氏は書簡送付前の8月19日の傾聴会でも「まだ終わる段階ではなく、確定したものもない」と述べていた。

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