中国サッカープロリーグ連合会は8月30日、大連英博と北京国安の試合終了間際に発生した大乱闘を受け、関係者への処分を発表した。その中でも、北京国安のMFダワンが相手クラブの通訳と選手に暴力を振るい、厳罰処分を科されている。これにより、同選手は今季の出場機会を大きく失うことになった。

ダワンは合計7試合の出場停止

中国メディア『新浪网』の報道によると、ダワンが暴力行為により6試合の出場停止と罰金6万元(約140万円)の追加処分を受けた。ダワンは試合中にレッドカードも受けており、1試合の出場停止と合わせて計7試合を欠場する。今季のリーグ戦は残り5試合のため、事実上のシーズン終了となる見通しだ。

また、相手の大連英博の李鋼通訳は5試合の入場禁止と罰金5万元(約116万円)を科されている。同じく大連英博の魯丹アシスタントコーチも3試合の入場禁止と罰金3万元(約70万円)の処分を受けた。

後半終了間際に起きた乱闘の理由とは

画像: 後半終了間際に起きた乱闘の理由とは

今回の衝突は、8月28日に行われた中国スーパーリーグ第25節の大連英博のホームゲーム、試合終了間際のアディショナルタイムに発生した。北京国安DFギリェルメ・ラモスの接触プレーで大連英博の選手が倒れたものの、主審はファウルを取っていない。これに大連側が反発し、北京国安の王剛と大連英博の選手が小競り合いとなった。その後、北京国安のFWファビオが大連英博のベンチに近づいた際、同クラブの李鋼通訳に押されたことで、両チームの選手・スタッフを巻き込む大規模な乱闘に発展したと複数の現地メディアは伝えている。

すでに交代していたダワンがピッチに乱入し、大連英博の李鋼通訳と畢津浩を殴打して混乱は拡大。李鋼通訳もファビオの顔を殴り、コーチ陣も巻き込む激しい乱闘となった。審判の試合コントロール不足や、過去の因縁による感情の高まりが衝突を悪化させたとされる。

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