バイエルン・ミュンヘン所属の日本代表DF伊藤洋輝が、熾烈なスタメン争いの中で苦境に立たされているようだ。独『kicker』などが報じている。伊藤は今夏の移籍市場でも、去就の可能性が取り沙汰されていた。そんな中、バイエルン首脳陣の発言が話題を呼んでいる。
クラブ首脳が伊藤への本音を明かす
バイエルンのスポーツ担当取締役マックス・エーベル氏は、ヨナタン・ター、ダヨ・ウパメカノ、キム・ミンジェの3人について、「今や我々には明確なセンターバックが3人いる。3人ともワールドクラスだと言わなければならない」と評価した。
伊藤は左サイドバックでもプレーできるが、アルフォンソ・デイビスに加えてナサニエル・ブラウンも新たに獲得している。一方でエーベル氏は「積極的に伊藤を追い出そうとしているわけではない」と説明した。本人が十分な出場機会を得られないと判断した場合は、移籍に向けて協力する姿勢も示している。
絶好調キム・ミンジェにも異変が生じる

対照的に、韓国代表DFキム・ミンジェは開幕から2試合連続でセンターバックの座をつかみ、上々のスタートを切っていた。スーパーカップのドルトムント戦、ブンデスリーガ第1節シュトゥットガルト戦(5-1)といずれも先発フル出場し、独『kicker』も「今シーズンも多くの出番があるだろう」と紹介している。エーベル氏も「ミンジェは昨シーズンから安定感を増し、今シーズンもその勢いを維持している」と称賛した。
だが9月5日のブンデスリーガ第2節シャルケ戦(0-0)ではヨナタン・ターとダヨ・ウパメカノのコンビが先発し、キム・ミンジェは伊藤と同様にベンチスタートとなった。名門バイエルンのセンターバックの座はキムにとっても盤石ではなく、伊藤との序列は今後の起用法次第で流動的な状況にある。
