ロサンゼルス・エンゼルスのオーナー体制が、23年ぶりに大きく変わる。米Kroenke Sports & Entertainment(KSE)は9月1日、オーナーのアルテ・モレノ氏から球団の支配株式を取得することで合意した。球団評価額はMLB史上最高となる40億ドル(約6,400億円)と報じられ、取引はMLBの承認などを経て2027年第1四半期に完了する見通し。エンゼルス一筋の外野手マイク・トラウトも、新体制への期待を率直な言葉で表している。
モレノ氏、23年の経営に幕を下ろす
米紙『Los Angeles Times』によると、売買条件自体は公表されていない。しかし、球団評価額は40億ドル(約6,400億円)で、前月に完了したサンディエゴ・パドレスの39億ドル(約6,240億円)を上回り、MLB球団として過去最高額となる。モレノ氏は2003年の買収から23年に及ぶ球団経営を「光栄だった」と振り返り、KSEを次のオーナーとして最適だと評した。
KSEを率いる実業家スタン・クロエンケ氏は、NFLのロサンゼルス・ラムズでスーパーボウル制覇を経験している。NBAのデンバー・ナゲッツやイングランド・プレミアリーグのアーセナルFCなどもKSEの傘下にある。
トラウトが新体制に太鼓判

米メディア『Yahoo Sports』によると、トラウトはオーナー交代について「必要だった」と話し、「アルテに悪い感情はない」と続ける。そのうえで、「興選手たちもとても興奮している」と述べ、クラブハウスや球場に「良い雰囲気がある」と歓迎した。さらに、クロエンケ氏について「どこを買っても勝っている」と、複数球団で結果を残してきた実績を高く評価した。トラウトは2030年まで残る自身の契約についても、売却によって残留の考えは変わらないとしている。
