ドイツのアマチュアサッカークラブに所属する35歳の選手が、チームメートを毒殺した疑いで逮捕された。事件はシーズン終了後のチーム旅行中に発生し、被害者は帰宅後に死亡した。捜査当局は、2人の間に存在した「あるトラブル」による報復行為の可能性を調べている。
チーム旅行中に起きた毒殺事件
英メディア『The Sun』によると、ドイツのTuSロケンベルクに所属するマリウスが逮捕された。チームメートであるフィリップを毒殺した疑いが持たれている。事件はドレスデンで行われたチーム旅行中に発生した。マリウスはフィリップに密かに毒物を与えたとされる。
フィリップは旅行中に体調不良となり、帰宅後に容体が急変して病院に搬送されたが、2025年6月16日に死亡した。当初は魚の中毒が疑われたが、解剖により死因は中毒による敗血症性多臓器不全と判明。マリウスは事件後に婚姻届を提出しており、結婚式を控えていたが、その約2週間前となる2026年9月1日に逮捕された。
女性トラブルで報復行為の可能性か

捜査を担当するトーマス・ハウブルガー主任検事は、現地メディアを通じて「今回の事件は報復行為だったと推定している」と発表した。地元ロケンベルクでは2人の間に女性をめぐる問題があったという噂も出ているが、警察による公式な確認ではない。
現在拘留されているマリウス容疑者は、自分に向けられた容疑に対して何ら立場を明らかにしていない状態だ。クラブ責任者のマヌエル・バルフェは「全員が予想外の出来事に驚いている」と語った。クラブは声明で「仲間であり、ピッチの上の闘士であり、温かい心を持つ人だった」とフィリップを追悼し、遺族も「豪快な笑い声と、物静かな優しさを持つ人だった」と偲んでいる。

