長年海外でプレーし、日本でも活躍してきたことで知られる韓国女子代表MFチ・ソヨンが、WKリーグの試合中に性差別的ともとれる発言を耳にしたという。韓国女子サッカーで、試合中の主審による発言が大きな波紋を呼んでいるようだ。韓国メディア『スターニュース』が報じた。
判定への抗議後「生理なのかな」
問題が起きたのは、8月28日に行われた水原FCウィメン対ソウル市庁の一戦だ。チ・ソヨンは前半30分ごろ、ペ・ソンヨン主審が無線を通じて「どうしてそんなに苛立ってるんだ。生理なのか」と話しているのを聞いたとして、その場で抗議した。しかしこの抗議によって、チ・ソヨンにはイエローカードが提示されたという。
主審はその後、「特定選手を指した発言ではなく、審判間の話だった」と説明。さらに同メディアは、チ・ソヨンが水を入れたボトルを投げるほど気持ちを抑えられなくなった場面で、主審がレッドカードを取り出す場面もあったと伝えている。その映像が拡散されると、「韓国の審判はあまりにも権威的だ。セクハラまでためらわない」といった批判も広がったという。
「謝罪というより釈明だった」

この発言が大きく取沙汰されると、審判委員長代行と当該主審がチ・ソヨンの所属クラブを訪れて謝罪したという。しかし、本人は「謝罪を受けたとは言えない。謝罪というより釈明だった」と振り返っている。さらに、チ・ソヨンは「海外では想像もできないことだ」と、自身の海外経験を踏まえて厳しく指摘した。
「他の選手にこのようなことが起こらないように、教育やコミュニケーション方法が改善されてほしい」と、再発防止を求めた。「人は誰でも間違いを犯す。今はアジア大会だけを見ていく」と、前を向いた。
