韓国メディア『OSEN』によると、メジャーリーグで16年間活躍した秋信守(チュ・シンス)氏が、自身が出演したYouTube番組でKBOが導入している自動投球判定システム(ABS)を批判した。ABSが引退決定にも影響したと明かした秋氏に対し、2軍監督を歴任した韓国球界の重鎮が9月22日、自身のブログで反論したという。
秋信守「国際大会で苦労する可能性」
同メディアによると、秋氏は出演したYouTube番組で、ABSについて「打者が打つことができないボールもストライクになるため、選手たちは苦労している」と自身の考えを示した。国際大会ではKBOと同じ方式のABSが使われていない点にも言及した。
韓国の打者がABSのゾーンに慣れた場合、国際大会で不利になる可能性を懸念している。さらに、ABSの導入が自身の引退決定にも影響したと告白した。「米国で16年間、ボールとストライクを見極めることで生きてきた人間なのに、自分がバカになったような気分だった」と、当時を振り返っている。
「間違っているというならデータで証明すべき」

同メディアによると、複数の球団で2軍監督を務めた朴龍鎮(パク・ヨンジン)氏が9月22日、自身のブログで「1人の選手が不快に感じたからといって、その制度が間違っていることに繋がらない」と反論した。「自尊心が傷ついたというのは選手の感情。ABSが間違っているというなら、データで証明すべき主張だ」とも訴えた。
一方で、現在のKBOの方式が完璧であるという意味ではないとも認めている。ストライクゾーンの高さや幅、球場ごとのばらつきだと改善の余地があるという。ABSそのものの是非だけではなく、制度の改善点などでも、韓国球界で議論が続いている。
