ラ・リーガ第7節で9月20日(現地時間)に行われたマドリード・ダービーの判定を巡り、両クラブによる場外戦が展開された。アトレティコ・マドリードの韓国代表MFイ・ガンインの危険なタックルが見逃されたことが原因で、レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督が印刷した「証拠写真」とレアル側の抗議が注目を集めた。
イ・ガンインのタックルに審判委が示した見解
アトレティコが2-1で勝利した試合の前半終盤のプレーで激しい競り合いは起きた。韓国メディア『OSEN』によると、ルーズボールを奪おうとしたイ・ガンインの足裏が、レアルのフェデリコ・バルベルデの左足首を踏みつけるような形になった。バルベルデの足首は外側に力が加えられ、試合後に重度の捻挫と診断されたという。
主審はファウルをとったのみでカードを提示せず、VARの介入もなかった。米メディア『ESPN』によると、スペインの審判技術委員会はこのタックルについて、イ・ガンインは退場とすべきだったとの見解を示し、主審とVARの双方に誤りがあったと認めた。一方、ロメロがベリンガムの膝を踏んだプレーについては、イエローカードで妥当との判断だった。
アトレティコ公式SNSが動画で反論

イ・ガンインがノーカードで済んだ判定に激怒したのが、モウリーニョ監督だった。英放送局『Sky Sports』によると、試合後の記者会見に、イ・ガンインのタックルと、アトレティコのクリスティアン・ロメロがレアルのジュード・ベリンガムの膝を踏んだ場面を印刷した用紙2枚を持参。「会見を飛ばしてもいい。この試合のすべてがここにある」と報道陣に示し、「あれは2つとも明白なレッドカードだ」と主張した。
この抗議に対し、アトレティコは試合翌日の9月21日、公式SNSで真っ向から応戦した。英メディア『Goal』によると、プリンターで紙を刷り出し、そこにモウリーニョ監督の顔が写る動画を投稿し、「審判への嫌がらせを今すぐやめろ」とのメッセージを添えた。
