愛知・名古屋アジア大会のクレー射撃スキートに、かつてモデルとして活動していた日本代表・鈴木未来乃が出場した。競技を始めたきっかけは、ある雑誌の表紙に出るためだったという。台湾メディア『聯合新聞網』が伝えた。
きっかけは模型銃雑誌の撮影
同メディアによると、鈴木は19歳の頃、モデルや芸能活動をしており、雑誌やテレビ番組にも出演していた。モデルガン雑誌の撮影に招かれた際、出版社から「実銃の免許を取れば表紙に出られる」と持ちかけられたことが、射撃を始めるきっかけになったという。
大学卒業後は芸能活動をやめて競技に専念。初めて実銃を扱ったときのことを、本人は「とても怖くて、引き金を引くと決めるまでに20〜30秒もかかった」と振り返っている。それでも恐怖以上に魅力を感じ、練習を重ねて2024年に日本代表入りを果たした。
2025年には長野県が2028年の国民スポーツ大会に向けて募集した強化選手に選ばれ、同年の青森国体の夏季大会で女子スキートを制した。今年9月の国体団体戦でも7位に入るなど力をつけ、今回の名古屋アジア大会の代表に選出された。同メディアは鈴木を「美女神槍手」(美女スナイパーの意)と紹介している。
団体戦は321点で5位、個人戦は予選敗退——それでも「ロス五輪には必ず出る」

台湾メディア『華視新聞』によると、9月23日に行われた団体戦で、鈴木は合計321点で5位に入った。個人戦は予選で敗退し、台湾メディア『中時新聞網』によると102点で22位だった。
メダルには届かなかったものの、鈴木は取材に対し「ロサンゼルス五輪には必ず出る」と力強く語ったと伝えられている。今大会を前には「スキートの個人戦・団体戦の両方でメダルを持ち帰りたい」と意気込みを語っていた。

