9月28日に行われた愛知・名古屋アジア大会の射撃女子25メートルピストル予選で、韓国代表のヤン・ジインが、思わぬミスにより0点となった。パリ五輪金メダリストで優勝候補だったヤンは、前日に首位に立ちながら個人戦の決勝進出を逃し、団体戦でも韓国は銀メダルにとどまった。試合後の取材では、涙が止まらなかったという。
制限時間3秒を超えて1発が0点に
韓国メディア『STARNEWS』によると、ヤンは前日の9月27日に行われた予選の緩射で292点を記録し、1位に立っていた。しかし、9月28日に行われた速射の21発目で発射が遅れた。規定の3秒を超えたため得点は認められず、1発が0点処理となったという。ヤンは合計575点で17位にとどまり、上位8人による決勝進出を逃した。
さらに、オ・イェジン、ポン・ソリンと3人で挑んだ団体戦でも、韓国の合計は1735点にとどまり、優勝した中国の1743点に8点届かず銀メダルで終えた。
互いを信頼し涙を拭う選手たち

同メディアによると、ヤンは試合後の取材に「自分がミスしたのに銀メダルを獲得できて感謝している。準備した成果を見せられず悔しい」と涙を流した。自分の失敗が団体戦の成績に影響したことを気にしていたという。ヤンは記者会見で「タイムオーバーをして1発が出なかった。3秒後に撃ったため、得点が認められなかった」と振り返った。チームメイトのオは「お互いを信じて最後まで頑張った」と語り、涙を流した。
最年長のポンは「隣にいる妹たちを信じていた。よくやったと言ってあげたい」と二人をたたえた。また、表彰台では3人で準備していたセレモニーを披露し、笑顔を見せる場面もあった。
