9月27日に行われたアジア競技大会(愛知・名古屋)の女子100mハードル決勝で、中国代表の呉艶妮(ウー・ヤンニ)が銅メダルを獲得した。レース直後にある行動を見せた29歳に、日本のファンから称賛が寄せられているという。韓国メディア『STAR NEWS』は、その光景と、呉が3年前に味わった挫折を伝えている。
日本勢44年ぶり快挙の裏側
同メディアによると、2026愛知・名古屋アジア競技大会の女子100mハードル決勝で、日本の福部真子が12秒74で金メダル、中島ひとみが12秒78で銀メダルを獲得した。日本勢のワンツーフィニッシュとなり、中国の呉艶妮は13秒12で銅メダルだった。
話題になったのは、レース直後に呉が金メダルの福部のもとへ駆け寄り、祝福の抱擁を交わした場面だという。呉が試合の様子をSNSに投稿すると、両国のファンから「福部選手と中島選手を真っ先に祝福するなんて本当にかっこいい」「杭州での苦い経験を乗り越えた姿を見て誇りに思う」といった反応が寄せられた。
韓国メディアが明かす 29歳が真っ先に相手を祝福した理由

呉は、自国開催となった2023年の杭州アジア競技大会決勝でフライングにより失格となり、大きな挫折を味わっていたという。同メディアは、その挫折を乗り越えた成熟ぶりが今回の行動につながったと伝えている。
彼女はトラック外でも人気を高めており、中国のプラットフォームWeiboやDouyinでは数百万人のフォロワーがいるという。試合前に指ハートをする写真や大胆なメークをした写真を投稿し、インフルエンサー並みの人気を誇っていることから、中国国内では「ハードルの女神」と呼ばれている。
