韓国バレーボール連盟(KOVO)は10月9日、前日の8日に開いた賞罰委員会の結果を発表し、指導者による選手への性的非行に関する処分を明らかにした。選手への性的な問題行為が認定された元Lコーチには、資格停止5年の重処分が科されている。一方、元K監督も処分を受けたが、その理由は性的な問題行為ではなかったという。
Lコーチに資格停止5年、K監督は品位損なう言動で制裁金
韓国メディア『Ilgan Sports』および『OSEN』によると、KOVOは関係者の陳述と釈明を聴取したうえで処分を決定した。Lコーチの行為は、性的な問題行為に関連する「重大な反社会的行為」にあたると判断され、規定に基づき資格停止5年が科された。
一方、K監督の行為については、性的な問題行為には該当しないと確認されている。ただし、不適切な場所での不適切な言動が「その他の品位を損なう行為」にあたると認定されている。行為の経緯や日頃の行い、過去の功績が考慮され、警告と制裁金300万ウォン(約30万円)の処分にとどまった。
年俸上限違反の球団にも罰金
今回の問題は、昨シーズン中にスポーツ倫理センターへ通報が寄せられたことがきっかけだ。同センターが調査を行い、指導者2名の処分を連盟に要請していた。韓国メディア『Star News』によると、問題となったのは1月のオールスターブレイク期間中に開かれた選手団の会食での出来事だ。同席していたK監督はLコーチの行為を見ていないと陳述したと、『News1』は伝えている。
8日の委員会では、選手報酬総額規定の違反についても審議された。A球団は、主将手当1200万ウォン(約120万円)の分だけ選手報酬総額の上限を超えたという。連盟は従来の会計慣行による単純なミスで故意性はないと判断したが、超過額と同額の1200万ウォンの制裁金を科した。なお、B球団が支給した国家代表選出の激励金50万ウォン(約5万円)は、親会社の福利厚生にあたるとして処分なしとなっている。
